今朝のFIFAワールドカップ サッカー日本VSクロアチア 惜しかったですね。でも本当に頑張っていて、次回の健闘を楽しみにしています。
さて寝ぼけ眼に、トラブルの電話で目を覚ませ症状は、DELLノートパソコンで電源を入れたら、ピーピーピーピーピー ピロロロロとエラー音がなってパソコンが起動しないというサポートのお電話です。
DELLのパソコンも含め多くのパソコンは、起動時にシステムチェック(パソコンの状態が正常化検査する機能)が最初に実行されます。
今回の場合、エラー音がピーが5回なのでCMOS電池の電圧低下と思われます。ただ今回のお客様は、購入後1年以内なので電池の劣化は早すぎそうです。
お話を詳しく聞くと、車の中にパソコンを置いていて職場で使おうとするとこうなったようです。
実は、気温が下がってくると時々起きる現象です。
パソコン内部のCMOS電池は、多くの場合ボタン電池CR2023が使われています。
この電池は、温度が0℃になると電圧が通常3.3Vが3V以下になり 疑似電池切れの症状になります。
室内で、電池の温度が上がれば3V以上に復帰するのですが、3V以下では、電池低下のエラーが発生します。
パソコンを始めデジカメ等、寒いところから、急に温かいところへ移動すると、結露が発生します。
(内部の回路に水滴が付着し最悪ショートでマザーボード破損する)
あまり電子機器にとって好ましくない環境です。
さて今回の場合電源を一旦落として、1分ほど待ってから再度電源投入で正常に起動しました。
良かったです。通常は15分程度放置し再度電源投入で治らない場合は更に1時間待って電源再投入、
これでだめなら、ハズレ電池だったとして、CR2023の電池交換となります。
電池は化学物質なので稀に当たり外れがあります。
エラー音が鳴って起動できない場合は、検索で
メーカー名 起動 エラー で検索すれば大体のメーカーの ビープ音での診断ができます。
今回の場合
DELL 起動 ビープ音 5回
でヒットしました。
https://www.dell.com/support/kbdoc/ja-jp/000124349/understanding-beep-codes-on-a-dell-desktop-pc